申請取次事務研修会

今日は、名古屋銀行協会会館で開催された日本行政書士会連合会主催の「申請取次事務研修会」に出席しました。
わが国の出入国管理制度では、外国人(日本国籍を有しない者)が日本に上陸し、在留資格をもって在留する場合で、在留目的の変更や(たとえば留学生が卒業後そのまま日本で就職する場合など)、在留期間の更新(延長)等を申請する時は、原則として入管当局に本人が出頭し、手続きをしなければなりません。しかし、入管の窓口が少なく、居住地によっては出頭に時間がかかることと、担当職員の数が少なくて、窓口での待ち時間も長いことから、学業や業務に勤しむ外国人にとって、これらの手続きは、かなりの負担になります。また、日本の諸制度に慣れていない外国人に対して、法令の規定を正確に理解してもらったり、多岐にわたる書類を間違いなく揃えて提出してもらうのは、入管職員にとっても、手間がかかって大きな負担となっています。
そのため、これらの事務手続きを効率化し、在留する外国人の利便を図る目的で、所属する単位会(各都道府県の行政書士会や弁護士会)を経由して届出た行政書士と弁護士にのみ、本人が出頭することなく必要書類を取り次ぐことを認めており、これを「申請取次制度」と言います。行政書士が単位会を経由して申請取次の届出を行なうにあたっては、日本行政書士会連合会が行なう事務研修を受講し、効果測定に合格することが義務づけられています。この研修は、1年間に数度、全国各地を巡回して開催されており、直近で受講可能だったのが、今回の名古屋開催だったというわけです。そういった性質の研修会であるため、受講者は全国各地から集まっており、今回も北は北海道から南は鹿児島までと、遠くから来られた方も多かったようです。因みに、私の隣席も、左の方が神奈川、右の方が東京でした。私は、朝8時前に自宅を出て、名神高速道路を利用して自家用車で現地へ。約1時間半で名古屋に着きました。
今回の研修は、午前中が名古屋入管の審査管理部門統括審査官による「出入国管理及び難民認定法」の関係部分の逐条解説を含んだ出入国管理行政や入国・在留資格審査業務についての解説、昼食を挟んで午後は、同じく名古屋入管の審査管理部門統括審査官による出入国・在留関係諸申請の実務解説、日本行政書士会連合会申請取次行政書士管理委員会による外国人居住資格の解説と職務倫理に関する解説が行なわれ、最後に30分間の効果測定が実施されました。朝から6時間30分(休憩を除くと実質5時間50分)、昼休みも主催者側で用意された弁当を自席で食べたらほとんど時間が残らない、という、大変タイトな研修会で、くたくたに疲れましたが、予習の材料が提供されていたこともあって、なんとか、概要を理解することができました。
私の場合は、当面、申請取次業務を手広くやっていくというつもりはありませんが、三鷹市議会議員時代に、中国残留孤児帰国者の子どもや孫たち(日系二世・三世の外国人に該当)と関わる機会が多かったこともあるので、将来的に、何らかの依頼がある可能性を考えて、届出だけはしておこうと考えたわけです。無事効果測定に合格し、「修了証明書」をもらうことができれば、申請取次の届出をするつもりです。


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