試験監督

京都大学の入試問題が、試験時間中に「Yahoo!知恵袋」に投稿された事件は、河合塾仙台校に在籍する浪人生が逮捕されるという展開になりました。現在のところ、単独犯である可能性が高いようですが、そうなると、一部で既に指摘されているように、入試問題が投稿された大学の試験監督のあり方が問題になると思います。私は、大学時代に駿台予備学校東京校で模擬試験監督のアルバイトを3年間経験し、特Aランクにまで上りました。また大学4年生の時には、併せて同予備学校新宿校の昼間部及び夜間部(高校生クラス)の教務補助バイトとして、校内テストや小テストの監督にも携わりました。さらに、大学卒業後、駿台予備学校の学務課に就職し、模擬試験や講師採用試験の監督業務も行いました。さらに、最近では、年1回ですが、民間資格である「自主保全士試験」の試験委員の嘱託を受けて、試験監督に当たっています。まあ、今となっては回数もわからないぐらい、試験監督をやってきたわけですが、その経験上言えることは、試験会場で受験者が不正行為をしていると、一目瞭然すぐにわかる、ということです。駿台の模擬試験などの場合は、時には400人、500人といった数の受験者が1室で試験を受けるわけですが、問題を解く、という行為以外の行為をしていると、必ず周囲とは異なった頭の動き、身体の動きになりますから、それが目に飛び込んでくるのです。頭の動きがおかしい受験者がいれば、その受験者を複数の監督者で連絡をとりあって監視すればよいだけのことです。あとは、試験時間中に何回か、靴音を立てて、すべての通路を巡回すること。これだけで、ほぼ不正行為は防げます。報道によると、今回事件の舞台となった京都大学の試験会場では、各教室に数名の監督者がいたようですが、多くは前方に座ったままで、巡回していなかった様子です。これでは、不正行為をしてくれ、と言っているようなものです。例えば、超小型のビデオカメラを仕込んだ腕時計のような特殊な道具を使ったのならともかく、ごく一般的な携帯電話が使用されたということを考えると、試験監督が杜撰だったと考える以外にないと思います。



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