クリーン?

ここ数ヶ月、いろいろな局面で、民主党とカネとの関係が問題にされています。確かに、小沢一郎氏や鳩山由紀夫氏の政治資金問題は、よくないことだと思います。しかし、どうしても違和感があるのは、自民党が民主党をカネの問題で批判すること。先日の衆議院北海道5区の補選で、自民党候補が「クリーン」を訴えて当選したことなどは、この補選が、北海道教職員組合の不正献金に端を発したものであったということを割り引いても、首肯することはできません。そもそも、自民党は、どれだけカネの問題を起こし続けてきたのでしょか。それも、形式的な違反ではなく、カネによって政治・行政をねじ曲げる「贈収賄事件」を。ロッキード事件、リクルート事件、東京佐川急便事件など、日本の主な汚職事件は、すべて自民党が起こしてきたわけです。鈴木宗男事件にしても、自民党は民主党を攻撃していますが、そもそも事件発生は鈴木宗男受刑者が自民党に所属していた時代のことです。小沢一郎氏にしても、もともと自民党の中枢にいた人であり、その頃からの利権構造を引きずっているところから、西松事件を引き起こしたと考えられます。これらはいずれも、カネによって、政治や行政を歪め、国民の血税を不正に使った重罪犯罪です。一方で、北海道5区の小林千代美陣営の事件などは、カネがないから、もらってはいけないことになっている団体から、資金援助を受けてしまったというもの。同じ違法行為であっても、その悪質性には大きな差があります。極端な話、「汚職」は自民党の専売特許であったわけで、より悪質な犯罪を重ねてきた者が、背に腹を変えられずに起こしてしまった不正を大声で非難しているということになるわけです。小沢一郎氏や鳩山由紀夫氏の「カネ」の問題は、もちろん是認できることではありませんが、自民党には、それを批判する資格など、全くないのではないでしょうか。



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